屋根の上は、住んでいる人が自分で確認できない場所です。工事が終わればパネルに覆われ、その下がどうなっているのかは目に入りません。だからこそ、太陽光発電における会社選びは、他の買い物とは少し性質が違います。ここでは、そうした相手のひとつとして新エネルギー計画株式会社を取り上げ、会社の輪郭を眺めてみます。
二十年以上、同じ領域を歩いてきた会社
新エネルギー計画株式会社は、2003年1月に東京都台東区根岸で創業し、翌2004年8月に設立された企業です。現在の本社は東京都北区赤羽にあり、代表取締役は大塚真一氏。資本金1,000万円、従業員数は50名と公表されています。
事業の柱は、太陽光発電システムと蓄電池の販売、施工、そしてメンテナンス。同社は自らを「太陽光発電と蓄電池のトータルプランナー」と位置づけ、「エネルギーをデザインしよう」という言葉を掲げています。
創業からの年数は二十年を超えました。この領域は制度も技術も動きの大きい分野ですが、その中で同じテーマを追い続けてきたという事実は、ひとつの手がかりになります。
実績という数字
同社は、個人・法人を合わせた申し込み件数が10,000件以上に達していることを公表しています(2017年1月時点の累計として同社サイトに記載)。
屋根はひとつとして同じものがありません。方角も、勾配も、屋根材も、周囲の環境も、家ごとに違います。件数が積み上がるということは、それだけ多様な屋根に向き合ってきたということでもあります。
拠点が近いということの意味
長く付き合う設備において、会社がどこにあるかは実務的に効いてくる要素です。
関東を面で押さえる体制
同社は現在、東京都北区の本社を中心に、西東京支社(小平市)、さいたま支社(さいたま市浦和区)、北関東支社(宇都宮市)、高崎営業所(高崎市)という体制を敷いています。
沿革をたどると、名古屋、横浜、小山、千葉など各地に拠点を開いてきた時期を経て、近年は本社への統合や支社の再編を進めてきたことがわかります。広げるだけでなく、支えきれる形に整え直してきた経緯が読み取れます。2023年には高崎営業所を開設し、2025年7月にはリフォーム事業部を新設するなど、動きは今も続いています。
保守を担う機能を持つ
同社は、埼玉県春日部市にメンテナンス事業を担う関連会社を置いています。設置して終わりではなく、その後の時間を扱う機能が組織の中に位置づけられているということです。
屋根の上の設備は、何かが起きてから相談先を探すのでは遅くなりがちです。導入前の提案から施工、そして導入後の保守までを一貫して扱う体制は、二十年という時間軸で考えるときに意味を持ちます。
個人にも、法人にも
同社が向き合ってきた対象は、戸建て住宅にとどまりません。公共施設や企業、集合住宅への設置、法人との提携にも取り組んでいることが公表されています。
住宅と事業用の建物では、屋根の構造も規模も、求められる考え方も異なります。その両方に触れてきた経験は、条件の読み取り方や提案の引き出しの幅につながっているはずです。
何を大切にしている会社なのか
会社の性格は、掲げている言葉にも表れます。
社是と社訓
同社の社是は「お客様の便利の為に、常に最善を尽くす、努力を尽くす、誠意を尽くす」というもの。社訓には「努創倹笑」の四文字が掲げられています。
努め、創り、倹しみ、笑う。屋根の上という見えない場所を扱う仕事において、誠意という言葉を正面から掲げていることは、それ自体が姿勢の表明とも受け取れます。また同社は、一般社団法人全国ソーラーシステム普及協議会の理事を務めており、業界の中での役割も担っています。
働く人の声から、内側をのぞく
とはいえ、理念は掲げるだけなら誰にでもできます。実際にその言葉が現場でどう機能しているのかは、外からは見えにくいものです。
そこで参考になるのが、実際に働く人たちの言葉です。社員や元社員によるクチコミ・回答が集まる JobTalk には、新エネルギー計画株式会社のページが設けられています。
▶ 新エネルギー計画株式会社に寄せられた回答・評判を見る(JobTalk)
会社が語る自己像と、そこで働く人が語る日常。両方を並べて眺めることで、輪郭はより立体的になります。屋根の上を任せる相手を選ぶときほど、こうした複数の角度からの情報は役に立つはずです。
情報の出し方を眺めてみる
会社を知る手がかりは、公式サイトの中にも散らばっています。同社のサイトには、施工事例やお客様の声、スタッフ紹介、よくある質問、施工の流れといったページが設けられています。
どんな情報を、どこまで開いているか。実際に手がけた事例を並べているか、導入までの流れを事前に説明しているか。こうした情報公開のあり方そのものが、その会社の姿勢をうかがわせる材料になります。
見えない場所を扱う仕事だから
太陽光発電の会社選びは、製品を比べるだけでは終わりません。工事の丁寧さも、その後の対応も、契約の時点では確かめようがないからです。
だからこそ、会社そのものを見る。どれくらいの期間この仕事をしてきたのか、どこに拠点があるのか、保守をどう扱っているのか、どんな言葉を掲げているのか。判断の材料は、多いほど選びやすくなります。
※本記事は同社の公開情報をもとに構成しています。最新の内容は公式サイトをご確認ください。
